派遣の仕事を探していて、「データ入力」の募集を見かけたことがある人は多いでしょう。データ入力の経験がなければ、仕事内容を具体的にイメージできず不安に思うかもしれません。

そこで今回は、データ入力の内容や向いている人の特徴について見ていきましょう。

派遣の「データ入力」の仕事内容

「データ入力」と一口にいっても、実はいくつかの種類があります。ここではデータ入力を3種類にわけ、それぞれ解説します。

1.単純なデータ入力

純粋にデータ入力だけを行うもので、派遣社員として勤務先の顧客データ、売上データ、オーダー入力、会議の議事録などをパソコンに入力する仕事です。

主に手書きの文字をパソコンに入力することになるため、乱雑な文字だとしてもきちんと読み解いて正確に入力する必要があります。

2.電話対応とデータ入力

データ入力とあわせて、電話対応を行う派遣社員も少なくありません。電話対応は少し苦手という人も、マニュアルや研修があるため、それほど心配しなくても大丈夫でしょう。

ただし、電話対応をしながら正確にデータを入力しなければならないので、ある程度のタイピングスキルは必要です。

3.事務のデータ入力

データ入力のなかでも正確さが要求され、専門的な内容が含まれるのが事務のデータ入力です。顧客や売り上げのデータ入力はもちろん、請求書の作成や書類の管理、電話やメールの対応といった事務全般を任されることもあります。

派遣の仕事を探していて、事務員としてのスキルを上げたい人にオススメの仕事です。

派遣の「データ入力」に向いている人

ではどんな人がデータ入力の仕事に向いているのでしょうか。

1.集中力のある人

データ入力では素早く正確に情報を入力することが求められます。

売り上げなどのデータは正確性が要です。数字や桁が1つ異なれば、大きく影響が出てしまうでしょう。集中力があり、気を散らされずに正確な入力ができる人はこの仕事に向いています。

2.パソコンスキルがある人

「パソコンスキル」といわれると構えてしまう人もいますが、高度なスキルを持っている必要はありません。

ただし、限られた時間内で大量のデータを入力する必要があるため、タッチタイピングはできた方がよいでしょう。

ワードやエクセル、パワーポイントといったソフトが使いこなせればさらに重宝されるはずです。

3.一人での作業が苦にならない人

データ入力は一人で作業することが多い仕事です。単純なデータ入力の場合は、作業中ほとんど人と話すことはないでしょう。チームで仕事をするのが好きという人にとっては、退屈に感じることがあるかもしれません。

一方、一人で黙々と作業ができる人にとっては、取り組みやすい仕事といえるでしょう。

スキルアップも目指せるデータ入力

データ入力は派遣社員としてスキルアップを目指すのに役立つ仕事です。

未経験でも働きやすいことに加え、タイピングスキルやパソコンのスキル、電話対応の能力も身につきます。

派遣の仕事を探している人は、データ入力も選択肢のひとつにしておくとよいでしょう。

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